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2006年12月28日

旧友の講演談&再開に乾杯の気持ち

  久々に素晴らしい講演に出会った。
 演題は「本棚の隙間から世界をのぞく」であった。
 内容は日本文学を通して日本の社会のあり方、殺伐とした昨今、
 映像に目を向ける子が多く、本から離れていることの多い現実、
 そんな日本の子どもたちのありかた(自殺する子が多い、大人も含め)などを
 文学のプロの視点から語ってくれた。
 
 団塊の世代をターゲットとした講演でしたが、私自身は年代を超えて聞いて
 欲しかった。
 
 日本の文学のあり方、西洋やアメリカなどあらゆる国の文学や実際に
 出会った文豪などの話しにも触れ、日本の文学に対する遅れも指摘していた。
 にもかかわらず、日本の大学で文学部がなくなりつつあると危惧していた。
 本に触れることが、人を成長させてくれるとも・・・・・・・・・

 彼は、声を大にして言っていた。
 「命の大切さ・生きる喜び・命のありかた・生き方・物の見方・相手に対する思いやりなど・・・」
 「一枚岩の社会=日本」になってほしくないとも・・・・・・・
 
 講演している最中の腰の低さにも感動した。

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 私事で恐縮ですが、講演が終わった後「どうしても会いたい」と主催者へ本人が言って
 くれ、私はビックリやら嬉しいやらで光栄でした。

 空港までの空いた1時間を利用しお茶しながら10年間の隙間を埋めるかのように
 話してくれた。私と一緒にいた友人も喜びを隠していなかった。
 またまた驚嘆したのが、肩書きの書かれていない名前だけの名刺をいただいた瞬間だった。
 能ある鷹は・・・・・・やらかな?
 
 新鮮で、そして見事なまでの人間性(GENTLEMAN)、寛容さ、優しさには
 久しぶりに触れるものがあった。娘の死にも触れ、親の気持ちも赤裸々に話して
 くれた。少しも変わらぬ親バカぶりも・・・・・・・お孫さんの話など・・・・・・いじらしい。

 そんな彼は「近しく思ってくれている、恵まれているあなた(私のこと?)、
        良き導きを与えてくれている」 と友人談・・・・・・・・・・

 「忘れ物は楽しい時間だけで他には何もない」
 また、会おうね。の一言で空港へ向った。・・・・・73歳、まだできる。と思った。

 聖路加病院の日野原先生も「スケジュールを埋めることが元気の秘訣だよ」
 と彼に言ったとの事。

 しかしだ、私は言った。
 「生身の身体、お大事にね」・・・・・・・・・・・学習院独特の「ごきげんよう!」で見送った。
 ***** アタック チャンス****** 来年もパーフェクト*******


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Posted by あらき at 18:55│Comments(1)日記
◆この記事へのコメント
新木さん
昨日は、ご訪問いただいてありがとうございました。
せっかく、お越しいただいたのに、申し訳ありませんでした。
年末最後に、新木スマイルを見逃したのが、心残りです・・・。

来年も、お互い、よい年にしましょう!!

それでは。
Posted by 周ちゃん at 2006年12月29日 19:56
 
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