2008年05月29日
聞き方は難しい

人間には耳が2つ口が1つ与えられた。
「話す」ことも重要だが、「聞く・聴く・訊く」ことは更に大切である。
それで、耳は口の2倍与えられたそうだ。
あいづちを打つ、メモを上手にとる、目で訊くなど・・・・・・

「聞き方トレーニング」は多くしたほうが良いと言われている。
「あいづち」はどのように打つのか、「あいづち」とはなんぞや・・・
大学でもなかなか返事がない場合が多い。

話し手は聞き手の顔色、小首をかしげているか(体中の振る舞い)など
場の雰囲気を読みながら進めるのである

「はい」「いいえ」の返事すらないことも多い。
「耳はありますか」「目はありますか」「口はありますか」「風邪をひいていませんか」
・・・・声はでますか・・・・の質問をしたくなる。
大学の名で決まるのではない・・・・・その人自身だと思う。
しかし、そうは思っても「なぜ、大学によってカラーがあるのか」
わかっているからと思っているでしょうが、
「わかっている つ も り」だけではないだろうか?

「何でも吸収しよう」そんな姿勢の学生はモチベーションが高い。
だから、結果に反映されている。と考えられる。

(しっかりやっている方には失礼です)
話すのは容易いが、「聞く」ことはそう簡単なことではないのだと
今日も考える。
困難が忍耐を生み出す→忍耐が練られた品性を生み出す。
練られた品性は希望に繋がる→きっとその希望は朽ちることはない

そんなことばを噛みしめながら伝えられたらどんなにか嬉しいことか。
つたない講義を忍耐強く聴いてくれる学生さん・・・・頭がさがります。
教室を出たり、入ったりする学生さん・・・もっと楽しく身のある講義に
なるよう努めます

ある教授が言った・・・「私の講義でも寝ないようにと言ってください」
「話しことばの講義は寝る暇がないと聞いている」
エ?・・・・・・・・・・・・・・絶句? ことばにならず

バカのつく素直な返事で、私は「ハイ」と答え・・ん
「そんなことはありません」
とすかさず言った つ も り。

「あいづち」がないのが普通(今)の学生だよ。と言った
養老猛先生のインタビューの空間が頭をよぎった(3年前だっただろうか)
・・・・聞き方は難しい・・・が・・・・「聞き上手になりたいですネ」
そう思うのは、筆者だけだろうか

Posted by あらき at 09:54│Comments(0)
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